2012年5月31日木曜日

昼休みの主



おじさんが一人弁当を食べていると、遅れて若い社員がやってきた。
何か大事な問題を相談をしているようであった。  @堂島



先ほどの若者が去ると、入れ替わるように今度は中堅社員がやってきた。
また何かを相談しているようであった。
ぼくも機会があれば相談してみようと思う。 @堂島




2012年5月30日水曜日

自転車への信頼


自転車、大きな荷物、くわえタバコ・・・北京で見た光景のようであった。
東京に比して大阪は何かの運搬のために自転車を使っている人がとても多い。  @北新地





上の写真を撮った交差点をまた通ると、今度はイスが横断していた。

この交差点は奇妙な人がよく交差しており、シャッターチャンスがとても多い。 @北新地


















2012年5月29日火曜日

1人で話す3人


おっさんが突然自転車から下りて落ちている煙草を拾うと、
「ドンペリ入りました~!」と大声をあげ
「ええ女はあかんのか、ええ女はあかんのか」と独り言を
言いながらどこかへ走り去って行った。
その後会社から大阪駅の間の15分の道のりで二人、
ひとりで話しているおっさんを目撃する。  @梅田








2012年5月28日月曜日

鼻血のおっさん


記事を見て険しい顔つきをしていのか、
鼻血がつらくて険しい顔つきをしているのか。 @東梅田





2012年5月27日日曜日

新世界は大ヘンだ!

3時33分、あふりらんぽのPikaちゃんのドラムライブが商店街のど真ん中で始まって
セルフ祭の最後のパレードが始まった。


神輿にPikaちゃんを乗せて、
じゃんじゃん横丁からスパワールドまで回り・・・


ビラ配りしてた居酒屋の店員と、
おばはん乗せたあと、最後にパンダを乗せて帰ってきた!
もう、何やねん、これ!
ぼくもアフリカの民族衣装と楽器をもってパレードに参加。
めちゃめちゃ楽しかった、楽しすぎて、燃え尽きた・・・


説明を追加
この状態は一体何やねん、友だちと話していると
「これ『うる星やつら』やわ!」という結論に達した。
そう、もうね、ほんと、うる星やつら状態。
「うる星やつら」ばっかりが新世界市場に集まってたのよね。

うる星やつらのエンディングテーマ
『宇宙は大ヘンだ』
これを勝手にこれをセルフ祭のテーマソングと決める。





♪変と変を集めて もっと変にしましょ
変な変な宇宙は 大変だだだた!

次から次へと新キャラが登場して
「宇宙」を「新世界」に置き換えると
もう、まさにこの歌詞の通りの三日間。

この曲は奇しくも日下家のテーマソングで
嫁と二人で結婚式のエンディングテーマにしたぐらい好き。





祭りの後。夜はふけ、装飾ははずされていき、
華やかだった商店街はさびれた商店街へと戻っていく。

それにしても楽しかった。
自分の展示が途中どうでもよくなるほど。

セルフ祭は想像を絶する楽しさだった。
後日、語り継がれるだろう伝説になりそうな三日間だった。
次回もあるのかなあ。
みんなも次あれば、ぜひ来てね。
見るだけじゃなく、仮装変態パレードに参加して楽しんでね。


社長、ハルキくん、Pikaちゃん、ほんで、コタケマン、
すんごい祭りをありがとう。次も呼んでね!















寝てる人の前で寝てる人々









 












  



今日が展示最終日。
ただ展示するだけはなんだか物足りないぞと、
作品の前に寝るスペースを置いて実際に寝てもらったり、
それを撮らせてもらったりと、お客さんとコミュニケーションできるような仕掛けを作る。
ぼくはその場に居合わせなかったのだが、DJマーキーの奥さんも寝ていたようである。
寝てくださった方々、本当にありがとうございます。

さて、展示は一体どうだったのか。
新世界市場への来場者はとても多かった。
みの虫を見る人もとても多かった。
写真を見る人も少なくはなかった。
じっくりと目を向けてくれる人は、子供、ホームレス、フランス人と幅広く、
それぞれ笑ってくれたり「I like this idea」と言ってくれたりと反応は悪くない。

コタケマンと知り合って何かやろうと誘われたのが、4月末。
ちゃんとやることになったのが連休明け。
準備期間があまりなかったので、どうなることかと思ったが勢いでなんとかやってしまえた。
勢いでやったがゆえの完成度の低さ(写真を安い普通紙で出力したり、段ボールに貼付けたり)
がこの場所にあっていたように思える。

ずっと写真を撮っているが、写真展は学生の時以来十数年していなかった。
仕事が忙しいのと、準備に時間とお金がかかるのと、
WEBで公開するようになってから展示したいという欲がなくなっていったのと、で。

展示してよかった。とても楽しかったし、勉強になった。
生の反応がダイレクトに伝わる。様々な人とコミュニケーションすることができる。
そして、何よりセルフ祭の一部となれたのがうれしかった。
もう、セルフ祭全体が最高だったのである。

その模様は次のページで・・・











2012年5月26日土曜日

頭上のライバル

上、上、上、みんな上を見る。ぼくの展示は見ることもなく。


上にはみの虫!

これは角野晃司さんというアーティスト、
「蓑虫なう」という作品である。
自製の蓑虫の中に一日中ぶら下がったまま
「そろそろ降りたくなってきた」とか、
「おっちゃんに火ぃつけたろかと言われました、さすが大阪」と
iPhoneをいじり、蓑虫の気持ちをつぶやいている。
この方、2年前の六甲アートフェスで大賞を穫ったりとなかなか凄い方。
「今まで自然の中ではやったことあるけど、町では初めてだよ~」と
とても楽しそうにぶら下がっている。

ぼくの写真をみている人たちは、
突然、頭上の蓑虫の中に人がいることに気づき、驚愕。
以降写真のことは忘れたまま、蓑虫と会話したり、
カメラを向けたりと夢中になる。
この蓑虫のせいで、何人かの人がぼくの写真を見逃したことか。
でも、お客さんが楽しそうなんで、どうでもよくなってきた。
ぼくも自分の写真を見てる人に、
「上みて、上」と言って、
蓑虫に気づいたときのリアクションを楽しめるまでに開き直った。

蓑虫に対するいちばん多かった質問が
「トイレどないすんねん?」
おむつしてるんちゃうか、中にトイレあるんちゃうか、
といろいろ憶測が飛んででいたが、本人にきくと、我慢できるのだという。
ただ、どうしても我慢できないときは、
中に持ち運んだペットボトルに用を足すのだという。




商店街のアーケードにつるされた蓑虫の下を、
大阪・玉造の非公式ゆるキャラ、とらとうちゃんが通ったり、
仮装パレードが通ったり、もうカオスぅつう!


18時をすぎてようやく出て来た角野さん。
少しお疲れの模様ですが、中に持ち込んだペットボトルには黄色い液体で満たされておらず、
おしっこは我慢できたようである。


蓑虫は、翌日の朝日新聞で取り上げられ、
さらにたくさんの人が蓑虫目当てにここにやってきた。
ぼくの写真も朝日新聞に載ったぜ!
蓑虫の下にうっすらと。