2012年9月29日土曜日

立ち食う生徒

立ち食い蕎麦屋の高校生。
育ち盛りの高校生こそもっとしっかりしたものを食べなくてはいけないのに、
と思いながらも、高校生だからこそお金がないから、こういうところや
マクドナルドになってしまうよね。

2012年9月27日木曜日

見上げたおっさん

コンビニ前にたまってい高校生を一喝するおっさん。
これだけの高校生をよくぞ叱りつけたものだ、えらいぞおっさん。@上汐

2012年9月25日火曜日

スーパーマンション

スーパーを通り抜けなければ自分のマンションの
エレベータにはたどり着けないという西成区のとあるマンション。
このスーパー『スーパ玉出 』といい、
賞味期限ギリギリのものを1円で売る商法、
パクりまくりのキャラクター、節電ブームもどこ吹く風の
ギラギラの電飾看板だったりと
いつもアナーキーな店舗展開をしていて度肝を抜かされる。


ガラガラの電車なのにあえて女の子の隣に座り、女の子をじっと見つめ、
駅に着くごとに降りて、また乗り込んで同じ女の子の隣に座る、
しかも、さっきよりも少し距離が近い、
というおっさんを撮ろうとしたら、
カメラが壊れてしまったのでこの日よりしばらくiPhoneでの撮影になります。


2012年9月24日月曜日

祭りの起こし方



今日は『祭りの起し方・続け方』ということをテーマに、セルフ祭事務所で
京都の手作り音楽フェス「ボロフェスタ」スタッフと対談。
この模様はいずれ、セルフラジオと、あと、テレビブロスでも掲載予定。
そう、今日はテレビブロスの取材だったのである。
10月10日発売のテレビブロス、乞うご期待ください。


最後に新世界市場で記念撮影。
ボロフェスタ、11年やっているだけあってさすがにしっかりしていた。
非常に勉強になり、かつ、非常にセルフ祭がビンボーで
いい加減であるということを確認する。

ボロフェスタは10月19-21日@京都KBSホール。
これまたいいバンドがたくさんでるんだ。
セルフ祭も一緒に何かやるのでみなさんボロフェスタも遊びにきてください。





























あっ、人のイベントじゃなくて自分のイベントの告知をしなくては。
次のセルフ祭は10月14日(日)
歩行者天国になった御堂筋で大仮装行列。 
少し早めのハロウィンということで
みなさまぜひとも奇妙な格好でご参列ください。
変な格好で家から来るのが恥ずかしかったら
(そりゃ電車に乗ったり、ご近所さんにあったりと恥ずかしいですよね)
現地に着替え場所&クロークありますので、着替えを持ってきてください。
貸し衣装もあるんで手ぶらもOK、飛び入り参加もOKです!


※画像をクリックしてください。画像が拡大し詳細ご覧いただけます。

野球少年老人































半袖半パン野球帽、完全に服装は健康少年であるが老人である。  @新世界



おじいさん、釜が崎の方へ。そうだ、この人、カマソニでステージいちばん前で見た人ことある人だった。ここ新世界では釜が崎で見たことのある人が少しきれいな格好をして出かけている様子をちらほらと見かけることがある。

2012年9月23日日曜日

魚肉ソーセージと風


買い物に疲れてひとやすみするおっさん。
オレンジ色のビニールの揺らぎがたまらない。  

屋台へのこだわり

ここはいつも行列ができている赤飯屋。
その場で炊き上げ、近くに赤飯の懐かしく香ばしいかおりを漂わせている。
いつも気になってはいたのだけれども、今回初めて並んでみた。
並ぶこと20分、ようやく赤飯にありつく。
お店の人にきくと、店舗を持たず屋台のみで営業しているとのこと。
この人気ならば店舗の方が儲かるだろうに思ったが、
その帽子に屋台にかける意気込みを感じた。

これ、この赤飯。400グラム350円。ボリュームたっぷり。
しかもいままで食べた赤飯の中でいちばんうまかった。
 毎月21・22日のお太子さんには四天王寺に来ているので近隣の方はぜひ。




行列に並んでいたおばあちゃん。
その当てたてのパーマに今日のお太子さんへの意気込みを感じた。


翌日、あまりにうまかったのでまた買いにきた。
屋台にかける意気込みは一日経っても揺るぎない。

2012年9月22日土曜日

99.99%オフ

お太子さん(四天王寺骨董市)に行ってきた。
境内には世界一のディスカウント率のお店。


この値札といい、
「これ、いくら?」と尋ねると必ず2万円と答える店主といい
本当に客をおちょくっていて小気味がいい。
ちなみにぼくはこの店でお面を2つ購入。4万円のところが1800円に。


近くには暇を持て余す敷物屋

2012年9月21日金曜日

五つ星の足元

真面目そうなサラリーマンのささやかな反抗   @南森町

三丁目の三人

ベンチがあればそこは酒場に。 @天神橋筋三丁目

2012年9月20日木曜日

最期の買い物

まるでどこのスーパ—が安いかと語るように、
どの寺の永代供養料がお得かを語る二人。
そこには、自分の死にいっさい私的感情を挟まない
死を超越したものがあった。 

2012年9月19日水曜日

似たもの同士の昼休み

ランチメニューを見てずっと迷んでいた外見が要所要所で似た二人  @堂島

2012年9月18日火曜日

肩の使い方

米の配達員のその肩に米を担ぐ様があまりにも自然だった。 @真法院町

2012年9月16日日曜日

落日のだんじり







日が暮れる。あまりにも神々しい。





夕日を浴びる男たち。
基本、男は清原か松中。




それが集まってこんな風景となる。






左の少年は右の少年に問いかける。
「みんなな、神様のためやって言ってるけど、
米撒いて、やりまわしきめてよろこんでるだけやん」と。

少年よ、大人のつまらない日常にはケとハレが必要なんだよ。




生まれも育ちも大阪ながらはじめてのだんじりとなったが、
見ておいてよかった。もっと早く見ておけばよかった。

祭りはもちろん混み合っているけれども、
その混雑のいらだちをはるかに超える歓びがある。
遠方の方もこれを見るために泊まりがけで旅行してもいい。本当にすばらしい祭り。

男らしさとは何なのか、かっこいいとは何なのか、
思春期の頃より、軟弱なファッション誌に毒されていた自分が口惜しい。
男は、はっぴに足袋にねじり鉢巻き。
髪型はキリリと短く、まゆげも整える。
男で長髪などもってのほか、
本当の男になるためには髪を切らなくてはなるまい。

ああ、岸和田に生まれたかった。

だんじり基礎知識



ここで、だんじり祭りがよくわからない方のために簡単にご説明。

「だんじり」

曳行されるだんじりは総造り(黒檀等を装飾的に用いることもある)、前方に100mほどの2本の綱をつけ、500人程度で地元の町を疾走する。囃子を奏でる大小の和太鼓が備えられ、そこに篠笛が加わる。欅には女神が宿るなどと言われ、女性がだんじりに乗ることはできないが、女児はその限りではない。成人女性も曳き手として参加することは可能だが、18歳程度で止めて、後は男性をサポートする立場にまわる者が圧倒的に多い。これがだんじり。
細部まで見事な彫刻が施されている。またその彫刻は町によって異なる。(Wikipediaより)




「やりまわし」

山車、屋台を華とする全国各地の祭礼において、その山車、屋台が曲がり角で方向転換するさまは大きな見所となっている。例えば京都の祇園祭の鉾は車輪の 下に、割った竹を敷いて滑らせる「辻まわし」を行う。飛騨高山祭の山車は「戻し車」という第五番目の車輪を使い、変則の三輪となって角を曲がる。
 ところが岸和田のだんじりは他の山車のように慎重に角を曲がるのではなく、勢いよく走りながら直角に向きをかえる。言葉では簡単だが、重さ四トンを超える だんじりを走りながら操作するのは容易ではない。祭りの二日間、だんじりは定められた曳行路を何周も何周も駆け巡り、そして曲がり角ごとに「やりまわし」 を行う。その迫力とスピードにおいては岸和田だんじり祭を上回るものはないと言える。だんじりを前へ前へと曳く青年団、旋回のきっかけをつくる 前梃子、舵取り役の後梃子、後梃子に合図を送る大工方、それぞれのタイミングを合わせるのが難しく腕の見せどころである。速く、正確に「やりまわし」を行 うには、それぞれの持ち場を受け持つ各団体の息が合うことが重要となる。そのため、町ごとの仲間意識が非常に高く強いのも岸和田だんじり祭の大きな特長で ある。 (岸和田市ホームページより)

そのスピード、早い時は全力疾走の8割程度か。なかなか早い。
数百人が一斉に走るので、疾風が起きる。
このスピードが早ければ早いほど、歓声があがる。


しかし、ながら3回に一回ぐらいの割合で救急車が来ている。
ぼくが見ている限りでも、一人がだんじりの上からおちて、
顔から地面に放り投げられたし、ゴトン!と大きな音をたてて、だんじりそのものが倒れたこともあった。
死者もよく出るそうだ・・・ 昨年も亡くなられたとか

だんじり休憩所



あまりに暑いので、 カンカン場の目の前にあるショッピングモール、
イズミヤに涼みに行く。

床で宴会するわ、昼寝するわで店の中はカオス。
これを放置しているイズミヤもなかなか懐が深い。

 






































暑いのでアイスを食おうとサーティーワンに並んでいると、
店員が客の目もはばからず必至の形相でアイスをすくい出している。
あまりにアイスが売れたのでずいぶん下のほうまでかがまないと
アイスがすくえないようである。




だんじりの水分補給に


この日は前日よりも残暑が厳しい。
今のうちに水分補給だとばかりに子供たちはアクエリアスを飲み干して
空き缶を道端に豪快に投げ捨てる。子供も大人を見習い、荒々しくなっている。




こちらはきのうの写真だが、同じく水分補給にアクエリアス。
2リットルを団員で回し飲み。
アクエリアスがスポンサーになっているのか、
こんなかっこいい飲みカットは初めてだ。
ドリンクのCMを担当していたので、「飲みカット」に敏感なのである。
こんなに格好いい飲みカットはいまだ見たことない。
どんなタレントよりも、どんなスポーツ選手よりもかっこいい。

だんじりの中心へ

さてだんじり祭の中心地、カンカン場へ。
中心だけあって、ひっきりなしにだんじりが通る。
だんじりは左折して阪神高速に入っていっても何らおかしくはないと思うほどに
威風堂々としていた。



マンションの手前に広がるだんじりの男たち。
まるで、だんじりの一団が江戸からタイムスリップしてきたかのような風景に に唖然。
何度でも言おう、これは誰かがPhotoshopで合成したに違いない。

極めてフィクショナルな世界





























岸和田城の方にいくと嘘のような風景に出くわす。
城と人をPhotoshopでマスク切って合成したんじゃないの、
といった演歌のジャケットのような光景。
だんじりの上に乗れる演歌歌手は北島三郎クラスであろう。




岸和田城を前に記念撮影が始まった。
何度でも言おう、ぼくの目の前に広がっていた光景は
だれかがPhotoshopで合成したに違いない。

だんじりヘアー





だんじりガールのヘアスタイルがめちゃくちゃかわいい。
編み込みがデフォルトスタイル。
そこからどう仕上げるかの個性の表現。
調べてみるとこれを「だんじりヘアー」というらしく
女の子の間では、どの美容室がいいかの情報戦が激しいそうだ。
予約は2ヶ月前の7月にはもういっぱいになっているという。
ちなみに、この2日間のためだけのヘアスタイルにひとり1万円ほど。
女子が多い家庭は家計に響くこと必至。

だんじり前の静けさ



昼前に岸和田に到着すると、まだ町はお祭り前といった感じ。
来るべく祭りに備えて体力を温存しているのであろうか、
みんながそれぞれにリラックスしている。
町中どこでもハッピをきて休んでいるものだから、
絵になって仕方がない。