2012年9月13日木曜日

東南アジア的大阪

汚いおっさんも逆光だとかっこよくみえる。
ここは大阪にいまだ残る市営の渡船場。
川の手前は西成区、川の向こうは大正区。  @落合下
 


川沿いのバラックや疲れたコンクリートのマンション、
ここは日本か、まるでバンコクみたいじゃないかなどと妄想していると、
タイ語が、いや、インドネシア語か、
南方系の言語が奇蹟のようなタイミングで聞こえてくる。



写真のポロシャツのおっさんがケータイで誰かに話していたのだ。
おそらくインドネシア人であろうか。

乗船時間は1分、椅子も何もない。運賃は無料。
本当にただの船。しかし、15分ごとに出てているし、利用者もたくさんいる。
こんな交通量が多いなら、橋をつくればいいのに。
なんでだ。予算がないのか。でっかい船が通るから?

対岸に到着すると、船に乗り込もうと待っているのは
金髪長髪刺青の悪そうなお兄ちゃんと、短髪の浅黒い顔の青年、
おそらくインドネシア人だと思われる。
大正区は沖縄の人がたくさん住んでいることで有名だが、
今はインドネシア人が住んでいるのか?
謎がたくさんあった渡船場。今後、要調査である。