2012年12月31日月曜日

2012年の隙

いよいよ2012年最後の隙ある風景である。
この日はいい写真が撮れなかったということもあるので、
今年いちばんの隙をアップするに、 これか・・・

これ。

この2枚の写真の撮影場所、およそ30メートル。
両方、新世界で撮った写真である。
隙の聖地、新世界。

今年は本当に新世界に尽きる。
新世界で始まったセルフ祭、そして、11月の新世界市場のポスター展、
新世界がなければごく普通の1年だったであろう。
4月に東京から転勤してきてあっという間に
大阪の深いところにしみこんでいった。
新世界で広がったぼくの新世界。

来年も新世界で新しい世界をつくっていきます。
もちろん『隙ある風景』もしっかりと続けていきます。
2012年、たくさんの隙を見ていただきありがとうございました。
2013年、ぼくにもみなさまにも隙が多い1年でありますように。

2012年12月30日日曜日

小腹が空いた後

道ばたに無造作に捨てられたカントリーマムの袋。
相当お腹が好いていたのであろう。
5袋を道ばたでさっと食うとはなかなかできるものではない。
味のバランスも悪くない。  @上本町

2012年12月28日金曜日

宇宙・未来・欲望





味園ビル1F Galaxy Galleryの味園展に行ってきた。
大阪を一世風靡したレジャービル味園のすべて。
過去の宣伝ポスターがグラフィックが山のように飾られている。
キャッチフレーズもそのデザインもとても素晴らしく、
広告関係者、特にグラフィックデザイナーは見ていて損はない展覧会。
中でも壁一面に飾られた歴代ホステスの写真が最高。
撮影禁止だったからここには載せられなかったのだけれども。

声に出しては笑わないのだけれども、
終始、笑っていた。細胞が笑っていた、そんな感じ。




これ、巨大キャバレー ユニバースの模型。
模型だけは撮影OKでついついたくさん撮ってしまった。

宇宙・未来・欲望。
大阪万博に「エロ」をテーマにしたパビリオンがあったような
経済も欲望もずっと右肩上がりで伸びて行く、
そんな希望に満ちた時代の健康的なエロス。

1月6日まで。ぜひ、味園大宇宙展へお越し下さいな。
以下詳細。

http://www.galaxygallery.info/category/now/

2012年12月27日木曜日

笑いタバコ

一人、笑いながらタバコを吸うおばさん。年末である。  @梅田

2012年12月26日水曜日

子供とDS



犬と遊べるカフェでまったく犬と遊ばない兄弟。    @城見


そのカフェの外でDSをする少年。  @城見

加齢客

みんなカレーを食っていた。  @梅田

迷大人






道を失い、呆然とする営業マン  @東天満



道を失い、半ば切れながら電話をしている女。
今日は迷った人に多く出会った。  @梅田

2012年12月24日月曜日

2歳のクリスマス

ロウソクも





ようやく自分で消せるようになった。
2歳のメリークリスマス。

2012年12月23日日曜日

セルフ祭とマイセルフ

さて、ぼくは今回何をしたかというと
いつものように「写真・プリント・悪口」と。 ( PHOTO 河合さん)











このアセンション看板。
そう、たまにみかけるキリスト教の看板っぽく。
手をつかって気持ち悪い装飾物など作れないぼくは、
ことばをつかって気持ち悪い装飾物を作りたかったわけである。


あと、したことが祭りの総合プロデュース。
今回はスタッフの都合もありぼくが全体をみることに。
まさか36歳にもなって、コピーライターという仕事をして
祭りを作ろうとは思いもよらなかった。
至らぬところも多々あった。しかし、とても勉強になった。
寒さや初日の雨と、自身の力量不足もあって
いつもよりは熱量が少なかった。
ただ、いままでで最もゆるいセルフ祭であり、
時間と空間の隙間がある分、スタッフ、そして、
参加者がのびのびと遊んでもっとも自由なセルフ祭だった。

最後にみんなで記念撮影。
さながら奇人変人の忘年会。

来年はさらに自由で熱くて狂ったセルフ祭を催すぞ。
みなさま、よいアセンションを。

セルフ祭6 2日目


さあ、二日目が始まった。
まったく意味のわからぬこの静物たち。



こたつでくつろぐモリッシー。
もう家やないか。




見栄っ張り農民。池田社長



池田社長の作品は、これ。
今にも宇宙の電波を受信しそうなテレビ群。アセンションできそうである。
この石が新世界市場の漬物屋さんの漬物石というのがまたすばらしい。
( PHOTO 河合さん)

今回とてもおもしろかったのが、会社のバカ後輩ミョウガボリボリが作った
新世界市場マスコットキャラクター総選挙」。
市場の人に混ざってセルフ祭の気持ち悪いキャラも出馬。
もちろんぼくも出馬しました。
選挙の内容は小堀くんがおもしろくまとめているので上のリンクを
ぜひご覧ください。本当におもしろいです。文章と選挙結果が。




いつものように新世界をパレード。  ( PHOTO 河合さん)



パレードをしたからか、客足が増えてきた。   ( PHOTO 河合さん)


はんも、アセンションしてきたようだ。




アセンション後のはん。

15歳の中学生。アセンションしている。

 白菜を我が子と思う女。アセンションしている。


おはしさんもフォークで食っている。
すごいアセンションだ。


祭りの最後は、谷内一光&ひょっとこ太鼓団のパフォーマンス。 
( PHOTO 河合さん)

 もう完璧にアセンション。   ( PHOTO 河合さん)


2012年12月22日土曜日

セルフ祭6 初日

さあさあ、この日はセルフ祭。
しかも、なんと6回目。5月から初めて6回目。ほぼ毎月のペースである。
朝、会場の新世界市場に行くと、スタッフが寝ている。
きのう、装飾の設営で遅くなったのだろう。
そっとしておき自分の準備にとりかかる。



この日、12月22日はマヤ暦によると、5125年の時代が変わる時。
ニューエイジによるとアセンションする日。
三次元から五次元に精神と世界がアセンション(上昇)するらしいのだ。
つまり、よくわからないが、時代の変わり目ということと、
ポスター展をより盛り上げたいという思いと、
今年最後のセルフ祭は絶対に新世界市場で終わりたいという思いで
祭りを入れこんだのであった。
まあ、盛大なアホ忘年会といおうか。

写真はセルフ神社、今回はアセンション仕様。





神社の主、WILD WIZARDが
祭壇を前に一心不乱にマラカスを振っていた。


お面、お面、お面・・・今回もお面が並ぶ。


お面の番人、まこねはん

 大ちゃん作のセルフの庭に竹のかまくら  ( PHOTO 河合さん)






中はめちゃくちゃあったかい。
Tシャツ1枚でもいれるぐらいに。  ( PHOTO 河合さん)








そう、祭りの的は寒さ。
ということでこたつを3台商店街の通路に設置。
みんな思い思いにこたつでくつろぎ、なかなかいいもんです。



こちらでは似顔絵を書く人同士が似顔絵バトル。


さて、これはインド音楽を演奏するバクちゃんとムロくん。
バクちゃんは「セルフ祭、やばそうだ」とわざわざ逗子から来てくれた。
怪しい商店街に怪しい音楽がとろとろと響く。









それにあわせて踊りはじめたのはなるちゃん。
似顔絵を書いていた筆を置き、踊り始めた。

参加者の人たちが勝手につながり、遊び出す。
これぞ、セルフ祭の目指すところ。

日没にあわせて、みんなで一大餅つきセッション。
しかし、ぼくが必死になってやりたかった餅つきの音も楽器のように
セッションの音の一部にする・・・がマイクで拾っても限界があるほど
餅つきの音が小さすぎたのと、他の楽器の音がでかすぎるのとで失敗。
気を取り直して、音を鳴らす、叫ぶ。
1時間ぐらい数十人が商店街の一角で音を鳴らしてアセンション。
五次元へと無事移行を果たし、
 その後アセンションを祝う
「時代越しそば」をみんなで食べて今日は終わり。
( PHOTO 姫野博さん)
 


あとからあとから様々な人がやってくる。
「国境なき鍋団」という人々が路上で鍋を始めたり

 
ひょっとしたら兄弟かもしれないフランス人が遊びにきたり



カオスは続き、世はふける。