2013年3月15日金曜日

南の国の大都会











































クアラルンプール6日目
コタキナバルを離れ首都クアラルンプールへとやってきた。
「くあらるんぷーる はいる」と娘はこの町をプールだとおもっている。


写真にみえる2つのタワーは「ペトロナスツインタワー」。
マレーシアの国立ペトロナス石油のビルで88階建て452メートル。
2003年まで台北のビルに抜かれるまでは世界最高だった。

ただ世界一の見栄をはるためだけにこのタワーだけがあるのではなく、
まるで新宿副都心のようにあちらこちらに高層ビルが林立する。
クアラルンプールは大阪よりも都会な感あり。

タイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、バリと東南アジアにはそれなりに
行ったことがあったけれども、ぼくは南の国は大きくは発展できないと思っていた。
それは、人種的、能力的な問題ではなく、環境的理由から。
自然が猛威をふるい、植物の生長が旺盛な南国では、
自然を制圧することはできないだろう、と思っていた。
ジャングルがあるような国では現代都市など建設できないのだ、と。
しかし、ここクアラルンプールは超現代的だった。
人間が自然をぐいっと押さえ込み、人間が快適に暮らしていた。




しかし都市の隙間には植物が豪快に育っている。












































それでも、やはり、町が自然を抑え込む。