2013年5月26日日曜日

セルフ祭二日目

セルフ祭2日目始まり。

セルフ祭にいつも家族ぐるみで来る、
近藤家の子供たちがメイクをして自分たちの手書きの看板を持つ。
もはや、セルフチルドレン
果たしてセルフチルドレンがどのように育っていくのか、
ぼくも期待ながらも心配の方がやや多い。




2日目はパフォーマンスが盛りだくさん。
商店街の空き地に作った木製ステージにてライブが絶え間なく行なわれる。

まずは、神龍。東成をベースにする地車囃子(だんじりはやし)のグループ。
梅田駅前で爆音で太鼓と鉦をたたき、警察に怒られているところを
ぼくが声をかけたのであった。

地車囃子と龍踊り。
祭り気分が一気にあがるトップバッター。
しかし、大恩虜の太鼓と鉦で近所から苦情が来てしまう。
夕方にもう一度神龍のパフォーマンスがあるというのに、困った、やばい。
しかし、この苦情は思わぬ結果を呼ぶ事になる。






きのうにひきつづきゴウくんのダンス。
きょうはムロくんのタブラにあわせての即興セッション。
タブラというものはシタール・サロードなどインドの弦楽器とペアを組んでやるのが
普通なのだが、今回はインド楽器の相方が都合がつかず、ダンスとの即興となった。
タブラのあたたかくこまかな音にゴウくんのふしぎでこまかなダンス。
二人とも即興なのに、かなりやる。




つづいてナランチャ登場。
ポリバケツの底に弦を張って、ビュンビュン弾く。
まるで、ウッドベースのような音。
本人いわく「ゴミ箱ベース」と。
これもタブラのムロくんと即興。
タブラとキーがあうかどうか心配、と言っていたけど
いざやってみると、キーがばっちりあっている。
二人がまったく同じ音階を「ボン ボボン ボンボン」と重ねたときには、
ぞくぞくと鳥肌がたった。








またまたセッション 
セルフ祭の妖精 なるちゃんが飛び入りダンス



うちの愛娘セイラも飛び入りでセッション






次はツインドラムのtatala
苦情が来たのでドラム2つは屋外ステージでは無理、
じゃあ、屋内でやれええやんということで
いちばギャラリーがライブハウスに早変わり。
ゴミ箱ベースのナランチャも飛び入りし、
ドラムン'ゴミ箱'ベース?
ドラムのまわりにみんなが囲んで踊って踊って踊って踊る。






このドラムと客の距離感、どこがで見た事があると思えば
「Lightning Bolt」
いつものギャラリーが超アングラのライブハウスになった。





次はセルフ祭の池田社長(G)とまこねはん(D)のバンド、ザ・カマーズ。
そこにカクドーがマイクをとる。というか無理矢理マイクをとらせる。
カクドーは関西電気保安協会で働いているので
「♪カンサ〜イ デンキ ホウアン キョウカイ」という
CMのサウンドロゴを歌わせたかったのである。
はじめは恥ずかしがっていたが、次第にエンジンがかかって
「♪カンサ〜イ デンキ ホウアン キョウカイ」と大熱唱。
観客も一緒になって
「♪カンサ〜イ デンキ ホウアン キョウカイ」と大合唱。
最後は「カンサイ デンキ ホウアン キョウカイィィィ!」とスクリーム。
しかも3分ぐらいこのコーラスが続く。いまだかつてない気持ち悪い一体感。

このサウンドロゴを作った我が社の大先輩にこの現場を見せたかった。

(次へ続く)