2013年7月26日金曜日

鬼ころし屋

またこの場所で鬼ころしを飲んでいる。もう鬼ころし屋と名付けよう。
撮影時刻は18:20 。まだ1本目。ストックは2本。
前回は1本目を飲んでいてストックが1本であった。今日は飲む気だ。  @堂島

殺蝉鬼

樹にとまっている蝉を一匹ずつ、憎しみをこめて傘で突いていたおじいさん  @上本町

2013年7月25日木曜日

きりっとしたおばさん

えりが立ち、胴が短かった。   @南森町

祭りとは移動である その2

最後の宮入を見物。
船に乗せていたご神体を大阪天満宮へと戻す。
この小さな傘を持つ女たち、お初天神で練習していた人々にちがいない




獅子舞も襲ってくる。


牛も行列の中にいる。牛がうんこで止まると数百人の行列も止まっていた


それをみるおじいちゃん 髪の毛が興奮していた。


境内に神輿が入る。


担ぎ手全員が重量挙げのように神輿をあげる。


そして、おろす。
このシンプルな動きがひたすら繰り返されている中、天満宮を後にする。

天神祭を見て思ったこと、

祭りとは移動である。

ご神体が移動すると、祭りが発生するのである。
マニアックな奇祭ばかり見ていたが、メジャーの祭りも素晴らしい。
ねぶた祭り、博多山笠、実は阿波踊りもまだ・・・
もう毎週祭りにいかなくてはいけないレベル!
お祭りハンターとしてがんばっていきます。

って最近祭りばかりの投稿ですいません。

祭りとは移動である 

大阪三大祭りの1つ、天神祭にやってきた。




天神祭の名物、船渡御。企業の広告をのせた様々な船が行き交う。




スーパー玉出もあり。いつもよりも控えめだ。


船の上ではそれぞれの船でそれぞれの催し物。
お囃子であったり、ダンスであったり、写真のようにメッセンジャーの漫才であったり。




とはいえ、いちばん素敵な船はこれ。


船の向こうを電車が通る。


船、かがり火、電車、オフィス、奥には大阪城。

さりげない怪獣

さりげなく、でも、少し恥ずかしそうに被っていた。 難波

2013年7月22日月曜日

新世界夏祭り

SNIFF OUTの翌日は朝からまた祭り。
セルフ祭の地元新世界夏祭りの祭りに参戦。



新世界夏祭りの正装浴衣に着替える。
スーツなんかより遥かに気が引き締まる。
勝負プレゼンは和装がいいんじゃないかな。
自前のsousouの足袋も効いてるでしょ。




通天閣前にて記念撮影。


この後は、新世界中で神輿を担ぐというか曳く。
地元の人はもちろん、ギャル、メイド、修学旅行中の韓国の女子高生、
プロレスラーなど様々な人が神輿をかつぐ新世界らしい祭り。
ぼくたちも来年セルフ祭の衣装で参加したいなあ、とか言いながら、
やっぱりこの浴衣で参加したいようにも思える
新世界市場の人々だけはなく、新世界の他の人々にも
地元の一員と認められた(ような気がした)新世界夏祭り。
祭りというものは地元の人間として認められる通過儀礼でもある。
やっぱり祭りはいいもんだ。

ぼくはこの後、昼飯を食い、会社に行った。
祭りの後の仕事もまたいいもんだ。

2013年7月21日日曜日

信号待ちのプレゼント

道を歩いていると「キャー!」と黄色い声がする。
「これめっちゃほしかってん!なんでわかったん!」と助手席の女。
それを照れくさそうに説明する運転席の男。
本当にうれしそうだったが、あえて大黒町という薄汚い町の
信号待ちであげなくてもよかったのではないだろう思わなくもない。

セルフ儀式 その2

スニフアウト2日目、始まり。
前回、セルフ祭に来てくれた だんじり囃子の神龍が登場。





第63ノ儀式 龍踊リ



第64ノ儀式 休憩


第65ノ儀式 説明






第76ノ儀式 息送リ






第87ノ儀式 人並ベ


108ノ儀式の途中であったが所用あり、立ち去る。

「どこかの劇団ですか?」と誰かに言われるほどに、
今回は全員がパフォーマンスに徹したセルフ祭であった。
客がドン引きでも、スベっていても、
やりきれば何とかなるという収穫を胸に来るべきセルフ祭に臨みたい。

2013年7月20日土曜日

セルフ儀式

本日は出張セルフ祭。

SNIFF OUT なるアートイベントにセルフ祭で出演することになった。
このイベントは音楽とアートに分かれている。

音楽:石井竜也 大塚愛 Do As Infinity WORLD ORDER salyu × salyu  七尾旅人 etc
アート:DOMMUNE ヤノベケンジ Chim↑Pom  明和電機 淀川テクニック etc 

豪華なアーティストに交えていただき光栄なのだが、
この選考の基準はよくわからない。

とりあえず、セルフ祭は「108の儀式」をすることになった。

写真は 第8ノ儀式 ダルマサンガ転ンダ


第24ノ儀式 狐ノ嫁入リ 



第33ノ儀式  昼食



ぼくはこのようなスタイルで儀式に参加。




会場には様々なアーティストの作品があり、
淀川テクニックのゴミ顔ハメ作品で遊んだり




あまりにも素敵な人がいたので
セルフ祭に来てもらうと話しかけたが、言葉が通じなかったり


第46ノ儀式 眠リ


第58ノ儀式 絵ノ具舞踏

翌日へつづく





2013年7月17日水曜日

険しい少年たち

会社からの帰り道、太鼓の音につられてくると
お初天神の境内で少年たちが真剣な顔つきで太鼓の練習をしている。

夏の大阪はそこら中で祭りをしている感じ。
東京は秋、そんな感じ。

みよ、まるでドラゴンボールの戦闘の最中のような真剣な顔。
部活でもこんな真剣さをみたことがない。



少年たちの太鼓を大人が真剣に指導する。
こうして、少年たちは大人になっていく。地域の一員となっていく。

ぼくのようなベッドタウンに住んでいた人間は特にそうだと思うが、
子供が接する大人は親、親戚、学校の先生に限らている。
子供にとって明らかに大人のサンプルが少なすぎる。
しかし、祭りを機会に子供は様々な大人と接する。
様々な職業をした大人の世界があるのだと理解する

うちの子供は祭りに参加させようとつくづく思う。



こちらは女子が練習中。
場所柄を考えると数日後の天神祭の練習をしているのだろう。

建物奥はラブホテル、ここお初天神は曾根崎心中の舞台でもある。

2013年7月16日火曜日

大きさ

すべてが大きすぎてよくわからないかもしれないが、この男は身長2mほどで、
バックパックの両脇に突き刺してるあるミネラルウォーターはともに2リットルである。

2013年7月15日月曜日

開かれた参加性


4祭3日のお祭りウィークエンド。最後は近所の小さな神社のお祭りに。
地元の人による地元の人のための小さな祭り。



ボーダーのおばはんのキレがずばぬけていた。









マツリゴト(三宅洋平選挙フェス)→フェス(FREEDOMMUNE)→
祭り(奇祭・水止舞)→祭り(地元の祭り)

この三連休で感じた事。

「9から10」より「0から1」へ

普段何かをしている人がそその完成度をより高めて生まれる力よりも
普段なにもしていない人が何かをして生まれる力にに今、関心が強くある。

9を10に持っていくことができる人は限られている。
それが10人いるとすると 10× 10=100
しかし、0から1にできる人は星の数ほどいる。
100人はもちろん、1000人にも、10000人にもなる。

マツリゴトにおいて言うと、政治家は限られている。
しかし、普段一切政治的活動をしていない人が、少しだけ政治的活動をする。
そうすることで、政治はぐっとよくなる。

マツリにおいていうと、普段、パフォーマンス、表現活動などを何もしていない人が、
何かをする。それは完成度がどうであれ、その集合は大きな力となる。

事実、セルフ祭はその力が祭りの大きな力となっている。
万博のTAIYO33OSAKAの1000人太鼓もそうだった。
楽器を演奏できない1000人以上の人が打ち鳴らす力は
ものすごいものであった。

開放された参加性が生む力。

BOA DRUM 91 は
参加性は91と開放されつつ、
そのエネルギーをある方向へと導く力が秀でていた。
だから、参加性もありつつ、完成度の高いものとなっていた。
つまり、参加性が強く、しかも、質が高いととんでもないものになる。






さらに、もう1つ。
祭りに行くたびにいつも思うのだが、
普通の人が祭りのときだけヒーローになるのがとても好きなのである。
1年でその日だけ、みんながかっこよく、観光客から写真を撮られ、
メディアが取材に来て、家族総出で応援する。
BOADRUMもそう。
もちろん、普段からバリバリと活躍している人もいるけれども、
アマチュアバンドでやっていたり、バンドをやめていたけど久々に叩く人もいる。
この場では数千人の観客に囲まれ、91人全員がスターになる。

政治に参加すること、表現に参加したり、祭りに参加したり
普段は脚光を浴びない人がそれによって脚光を浴びる。
その光がその人にさらなる力を与える。普段とは違う面を照らし出す。

参加することが生む大きな力を考えながら
セルフ祭はじめ様々なものをこしらえていきたい。

2013年7月14日日曜日

水止舞

男がワラの中に入ろうとしている。



ワラに入った男は角笛を持つ。

倒される。

運ばれる。



水をかけられる。
一般客にも容赦なくかけられる。
タイのソンクラー気分でテンションはあがるが、カメラがびしょ濡れで気が気でない。



人はなぜ、水をかけられ、転がされ、ホラ貝を吹くのか。



200m ほど運ばれた後、寺の境内に入ってきた。

そして、運ばれる。


坂を転がり上がる。

舞台に上がる。


ワラをほどかれる。

解放される。




ホラ貝を吹く。
ほどかれたワラは舞台を囲むように置かれる。


踊り手が入ってくる。

踊る。

休憩して水分を摂る。


また踊る。


奇祭、水止舞。
水止舞は大田区大森厳正寺で行われる、
その名の通り「水を止めること」を願う祭り。以下引用。


水止舞の起源は、元亨(げんこう)元年(1321)年に遡る。武蔵の国が大干ばつに見舞われた際、住職の第二世法蜜上人がワラで龍像を作って祈祷を捧げ、雨を降らせた。しかしその2年後、今度は長雨が続き、田畑が流出。長雨は2年前の雨乞いの祈祷(※)のせいだと上人を恨む人が出てきたため、上人は今度は獅子の仮面を3つ作って「水止(しし)」と命名。それを農民にかぶらせて舞わせ、太鼓を叩かせ、法螺貝を吹かせ、龍神に雨がやむよう、「水止」の祈祷(※)を捧げたところ雨は止み、人々は感謝の舞として、「水止舞」を捧げるようになった。



踊りは続いていたが、品川へと戻り、新幹線に乗った。
選挙フェスから、フェス、そして、祭りへと、得るものは多々あったが、
それはまた次の投稿にて。