2013年9月30日月曜日

嫉妬

iPhone 5s を買ったばかりの男が口をあんぐりと開けて機器をいじっている。
ガラスがバキバキに割れたiPhone5を使っているぼくにとっては、
とても羨ましかった。(大黒町)

スマホの弊害

スマホをいじっていると、時々、体のすべてが中央に寄ってくる気がするのである。
この写真のように。(堂島)

こりをほぐす男

どうやら肩甲骨あたりが凝っているようだ。(堺筋本町)

2013年9月29日日曜日

切り捨て御免

公園のベンチで爪を切る男。切った爪を拾う気配はなし。
爪はきっと土に還るからまあいいか。 (上汐)

2013年9月27日金曜日

どうしようもない先輩

東京から来た先輩を新世界市場のセルフ祭のメンバーがオープンさせた
呑み屋「ピカ・スペース」へ連れて行く。
強い酒をたて続けに飲み、踊り倒した後、酔いつぶれた先輩。
商店街の通路の真ん中で果てる。




一緒に弾けた店員ハルキも泥酔。
先輩はホテルをとっていたにもかかわらず、起き上がることもできずこのまま店で1泊。
明け方4時頃、仰向けに寝たまま、
まるでエイリアンが口の中から出てくるかのようにゴボゴボと嘔吐する。
このままにしてはゲロがのどに詰まって窒息してしまいそうなので体を横にさせた。
ひととおり吐いた後、また熟睡。
昼前に起きてゲロがついたままの服でホテルに戻り、大阪を後にした。

酔いつぶれたらそのまま泊まれるピカ・スペース。
電車がなくなってもそのまま泊まれるピカ・スペース。
ぜひ、一度遊びにきてね。
イマジネーション・ピカスペース
http://pikaspace.tumblr.com/

柵の中のサラリーマン


柵越しに見ると、サラリーマンというのはとても奇妙な生活形態をとる
動物のようにも見える。そんなCMが昔、サントリーのボスであったね。 (江之子島)

2013年9月25日水曜日

まだまだ暑い夜

オフィス街のコンビニ前のベンチでおっさんが寝ている。
近づいてみると、腹が出ていることに気づく。

よく見ると、ケツが出ていた。ケツがコンビニの明るい蛍光灯に照らされていた。
腹が冷えないか、いや、尻が冷えないか、心配である。  (堂島)


ブルガリ君

ブルガリ君の家で誕生日会があるかのようであった。 (梅田)

大阪の空

おっさんが風景を眺めている。

それは梅田を一望する風景。
ここは大阪駅の大阪ステーション・シティ屋上庭園である。


ここは憩いの場。都会の真ん中のシャレたビルながら隙多し。




風景を見る事なく寝ているおっさん。

ベンチに寝転がって空を見ると空以外何も見えない。
視界に建物がまったく入らない。
そういえばこんな空だけの風景は何ヶ月かぶりだ。
地上百数十メートルの風は澄んでいて気持ちがよかった。

腕の高い老人

老人が腕を高く振り上げては下ろし、横断歩道を渡っていた。


高く振り上げては下ろし、横断歩道を渡りきった。 (上本町)

2013年9月24日火曜日

新・鬼殺し屋

独り、何かにキレていたおっさん
路上で鬼殺しを飲んでいる人はだいたいひどい酔い方をしている。 (梅田)

2013年9月23日月曜日

ホラーベア

『チャイルド・プレイ』と『エクソシト』と同じ恐怖を感じた。

内職会

きっと1ケ数円というシステムのいわゆる内職っぽい内職なのだろう。
そして内職会という組織も気になる。内職会会長は今西さんなのだろうか。(九条)

安治川

自転車に乗りながらエレベーターを待つ不思議な風景。実は、これは安治川を渡るための地下通路へ下るためのエレベーターなのである。 以前も紹介したのだが大阪市内臨海部の木津川、安治川という川には橋が少ない。
巨大船舶が通るため橋桁をとても高くしなければならない。
それじゃあ自転車や歩行者が橋の上まであがるので
大変ということでこのようにトンネルがあったり無料の市営渡船があるのである。

安治川は大阪でもかなり好きな風景のうちの1つ。
ガイドブックにも紹介されない知る人ぞ知る
スポットなのでぜひとも一度訪れて、船に乗って対岸に渡ってみてほしい。

お宮参り

本日は生後約1ヶ月の次女のお宮参り。
近くの生玉神社まで行ってきた。
夏のような暑い日だったが、社殿の中ではここ数年感じたことのない
とても気持ちのよい風が吹いていた。これを神風というのだろうか。


赤子のおでこに文字と書くのは関西独特の風習だそうだ。
女は「小」、男は「大」と書く。
すると「中」はオカマか。ラーメンマンはオカマなのかと、儀式の最中に邪念がよぎる。

すくすくと育ちますように。

2013年9月22日日曜日

裏甲子園

あの甲子園も阪神高速道路からみるとまったくありがたみがない。
渋滞をしてたので余裕を持って撮影できた。今日はお彼岸、墓参り。(西宮)

2013年9月21日土曜日

複合

杖にカバンを括りつけて颯爽と道をゆくおじいさん。
ヌンチャクかなにかのような、新しい武器のようでもあった。 (難波)

熱い会話

ヤマダ電機の休憩コーナーにて。
ファイナルファンタジー最後のボスの倒し方について語る二人。 (難波)

すぐ隣には特設ステージ。お笑いのライブが無料で行なわれていた。
しかも、ラインナップはキング・オブ・コメディ、モンスターエンジンなど結構豪華。
小島よしおも出演していた。そして、スベっていた。
隣にいた娘はすぐにこの場を立ち去り、楽器コーナーへと向かった。

2013年9月19日木曜日

伊丹にて

今日は伊丹にやってきた。600年の伝統の前にうなだれる男がいた。
































2013年9月18日水曜日

淡い期待

二日前の台風のせいだろう。街路樹に水の溜まったポリ袋がかかっている。 (梅田)

風が吹いて、ビニール袋がひっくり返って、
おっさんにかからないものかと少し待つが、風は吹かなかった。 (梅田)

趣味の統一性

まったく趣味の統一感が感じられなかった。 (上汐)

ベリーダンス前

ベリーダンスの色彩豊かな衣装を運ぶおそらくトルコ人らしき人 (上本町)

2013年9月17日火曜日

やや郷愁

地下鉄動物園前駅の周辺にて。優しい夕暮れの光と路傍のおっさん。
なんだか、ここらしい風景。
こういう風景を見るとふるさとに帰ってきたかのように
ほっとするようになってきたぼくだった。  

決死の寝返り

後ろは片側四車線である。寝返りを打ったらどうなるのだろか。
おっさんの寝相がよいことを願う。 (梅田)

残暑

とてもトロピカルな衣装であったが熱帯の心地よさが伝わってこなかった。 (梅田)

2013年9月16日月曜日

セルフ祭 最終日

セルフ祭3日目。今までは最長2日間であったが、今回から初の3日目突入。
"はん"は3日目にしてようやくテンションがあがってきたようでこの出で立ち。



クラフトワークのようにしたかったのだが、うまくいかなかったようである。


こちらがクラフトワーク
これに比べると"はん"は西成の模造品のようである。



3日目とあればエンジンがあたたまっているので最初からすっとばせる。
カマーズのライブに乱入する 飯田あや&赤子

燃え尽きた二人

権田直博(画家)長岩正一(83歳現役大工)吉永規夫(ストリートアーキテクト)の
NPOというユニットの作品『風呂ンティア』
お風呂には入っているのは権田直博の書いた絵と長岩さん本人である。
敬老の日のおじいちゃんは誰からも敬われていた。



3日目はとてもパンチのある人がやってきた。赤鬼と青鬼である。

それを撮るぼくが撮られていた。
自分でもこんな格好しながら、少し友だちにはなりたくないな、と
ひいてしまうほどの赤鬼と青鬼であった。 (写真 大井戸猩猩)

ぼくらもぱちりと記念撮影 (写真 Clément Morin


セルフ祭の癒し「ラムファン」に「釜凹バンド」でのこぎりを担当する
垣井しょうゆさんが飛び入り参加。
しょうゆさんは右でギターを弾くミヤコさんの生き別れた姉のようだった。




SAX:.橋本孝之 (.es) DANCE:Go Yoshinaga ライブドローイング:谷内一光
これ、すべて当日の即興ユニット。
今回のセルフ祭は即興祭というぐらい、毎日あちこちで即興が行なわれていた。


いつもセルフ祭でおなじみ モーマスのライブが始まった。

セルフ祭のみんなはモーマスが好き。
かわいいエレポップ、といった感じで、決して新世界っぽい、
セルフ祭っぽい、というと感じではないんだけど、みんな、なんか踊っちゃうのである。



はんもノリノリ


通りがかりのおっさんもノリノリ

そこにおはしちゃんこと、chopstickes エリが飛び込む。
会場の真ん中で首をぐるんぐるん回す

まるでマトリックスのように箸を避ける。
ちなみにみんな半裸なのはただ盛り上がったが故である。



おハシちゃんはまるでマシンガンをぶち放したあとの
薬師丸ひろこのようにスッキリしている。


モーマス、汚い床に裸で寝転び、完全燃焼


トリはRabiRabi。
音がすごいのか、観客が飛ぶからか、地面がゆれるゆれる。
みんな力の限り踊っていた。

ちなみに、ステージ奥は中古自転車屋であり、右隣ではおばあちゃんが寝ている。
街中でこんなことをさせてくれる新世界に感謝である。


おばあちゃんも動きにくい足でリズムをとっていた。
そして、ライブが終わったあとは、ハッピーになって帰っていた。



こちらのおばあちゃんは演奏を聴きながら泣いていた。




そして、最後の儀式。

みなさん、おつかれさまでした。

いやー、楽しかったな。
自分がアホになるのは楽しいけれど、人がアホになっていく様を見るのはさらに楽しい。
アホとアホが繋がっていくのがまたさらに楽しい。

どこにもないイベント、お祭りができたかな。

次のセルフ祭はまだ未定だけど、またやります。楽しみにしといてくださいね。
細かいイベントはちょくちょくやってると思いますが。

参加していただいたみなさん、来ていただいたみなさん、商店街の方々、
本当にありがとうございました。