2013年10月31日木曜日

リビングのソファのような地下鉄のソファ

トランプのゲームをしながらチロルチョコを5つほど食べていたおっさん。
(谷町6丁目)

座りたかった人

ベンチに座っていると思いきや、公衆電話の物置部分 (梅田)

高校生の憧れの職業

本日は港南造形高校という大阪府立の美術系高校(高校から美術系とは珍しい)で
講義があった。
校門をくぐり、校舎に入ると、まずは通されたのは応接間。
中学、高校の頃、こんな場所に誰が入るんだと思っていたが、
こういう機会に誰かが利用することになるのかと待ちながら考える。



美術系の高校らしく、彫像と絵画が入口にある。



廊下には作品がいくつか展示されている。悪くない。

実習室だろうか。作品を作りやすそうな大きな机。

トイレは自分の高校時代から変化がない。
和式のみ。ウォシュレットなんて期待したぼくが甘かった。

これがぼくを講師として読んだ先生である。
長髪のファンキーな先生である。
出会いは文の里商店街であった。
先生が生徒十数名を引率してポスターを見ているところに
ぼくが声をかけ、ポスター展のことをあれこれと説明していると、
よかったら講義でも、という話になったわけである。


先生の髪型はやはりすごい。



たくさんの高校生が2時間話しっぱなしの講義を熱心に聴いてくれた。
将来の夢をはっきりと持っているコ、ぼんやりとしてるコ
作品を熱心に作っているコ、授業で欠点をとりたくないから作っているコ、
みんな学業への取り組み方はバラバラであったが、みんなピュアだった。

「私の夢はアートディレクターになることです」とまっすぐな瞳で言われたぼくは、
照れて目を伏せてしまった。
そうか、周りにたくさんいるアートディレクターは憧れの職業なのか、
コピーライターもそうなのかな。
プロ野球選手、ミュージシャン、お笑い芸人、作家、
みたいな大それた職業じゃないけど、
ちょっとばかしは夢を与えられる仕事についているのだな、
それは、商店街ポスター展をして初めて気づいたことでもあり、
少しは自身の職業に誇りを持てるようになったのである。
そして、夢を与えることができる職業であるということに誇りを持ち、
夢を与えられるような仕事をきちんとし、
夢を壊すような仕事はしてはいけないな、と自戒するのであった。

とてもいい刺激をもらったな。ありがとう、高校生。

温泉に行きたいおっさん

湯布院のパンフレットを片手にずっと車窓の風景をみるおっさん。
車窓の風景は無機的なニュータウンの風景である。
きっとあたたかくなりたかったのだろう。 (南港)

ポケモントラック

ダッシュボードにポケモンカートが散乱していた。 (六万体)

2013年10月30日水曜日

俺の御堂筋

御堂筋はおれの庭、といわんばかりにくつろぐおっさん (本町)

2013年10月29日火曜日

気になるねじれ

マスクのねじれがつい気になって。 (文の里)

2013年10月28日月曜日

飼いならされてしまった虎

虎がマンションを見学に来た客の接客をするまでになっていた。
もう虎は完全に飼いならされてしまったようだ。 (堂島)

過去の荒々しい虎の姿はこちら
http://keitata.blogspot.jp/2012/08/blog-post_1855.html
http://keitata.blogspot.jp/2012/08/blog-post_30.html
http://keitata.blogspot.jp/2013/10/blog-post_10.html

機能性あふれる営業車

2本の傘がとてもコンパクトに収納されていた。
悪天候もものともしない高性能の営業車である。 (梅田)

2013年10月27日日曜日

子どもはつらいよ

公園でDSをする子供たち。
せっかく公園にいるんだから体を動かして遊びなさい、と思うだろう。
ぼくもそう思っていた。しかし、子どもにも事情がある。
公園ではキャッチボール禁止、球技禁止のところがほとんど。
場所によっては走ることも禁じられている公園もある。
だとすると、ゲームするしかないよね。
都会の子どもはつらいね。




でもこんな大人になっちゃだめだよ

こんな大人に。  (上汐)

2013年10月26日土曜日

良くも悪くも銀座

外国人が歩行者天国となった銀座ので写真を撮っている。
たくましい口ひげと、自分のことを開けっぴろげに愛している感じは
きっと中米系だろう。ドン・ペドロと名付けよう。

ドーニャ・ペドロもいい撮り方だ。
銀座の歩行者天国は本当にいい。
外国人がテンション上がるのもわかる。買い物もしたくなる。
同じ値段の同じバッグでも、銀座で買うのと、他の場所で買うのとは違う気がする。


わざわざ遠くからきて犬を散歩する二人。
すべては飼い主の見栄のため。空気は悪いし、人も多いし、犬にとって楽しくなかろう。
銀座のこういうところは大嫌い。
まあ、銀座が悪いわけではなく、そこに来る人が悪いんだけど。

赤と白の裏路地

赤と白だけのデザインでもこんなに違うものである。(有楽町)

口に比べて暇な目

菓子パンを食いながらコインロッカーの注意書きを凝視していた。(五反田)

2013年10月25日金曜日

週末らしい電車

知り合いなのか、赤の他人なのか、
終点の渋谷駅に到着したが二人ともピクリとも動かない。


男は時計を見て焦っている。終電はあと2本。 (五反田)


華やかな瞬間

華やかな東京の特に華やかな表参道の特に華やかな日ハロウィンにて 

注意したくなる大人

足元の荷物は荷台にあげようよ。折りたたみ傘はたたもうよ。先は長いだろ。
何より、大人だろ。

今日は東京出張である。(京都あたり)

2013年10月22日火曜日

ハーモニカの老人

またもや夜のハーモニカ老人。10日前に見たばかりである。
最近立て続けに見るのはもうすぐ演奏会でもあるからだろうか。(上汐)

過去のハーモニカの練習の模様はこちらから
http://keitata.blogspot.jp/2013/10/blog-post_8090.html
http://keitata.blogspot.jp/2013/04/blog-post_27.html
http://keitata.blogspot.jp/2012/06/too-blue-harp.html

忙しく器用な青年

青年がゲームをしながらスマホで攻略法を調べている。
電波がつながる駅に到着するとここぞとばかりに
右手で素早く調べながら左手でコントローラーを操作する
指さばきはとても華麗であった。
社会に出たらこの器用さをもっと様々なところに活かしてほしい。(谷町四丁目)

2013年10月21日月曜日

多彩な男

三色ボールペンではダメなのか、ダメなんだろうな、こだわってるんだろうな (梅田)

居心地の悪そうな人たち


ヤマタカアイさんが電車で前に座った乗客をバンドのメンバーにして
どんな音を出すかを想像する、とかつて雑誌で語っていた。
ぼくもたまにやってみる。ジャズバンドっぽいな、プログレっぽいな、とか。
この4人のバンドは一体どんな音を出すか、まったく想像がつかなかった。
仲が悪そうなのは確かだろうけど。 (谷町四丁目)

2013年10月20日日曜日

床に話す男

ある1つのタイルにだけ一生懸命話しかけていた。

傷んだバナナ


植木に捨てられたバナナの皮、
なかなか傷んでいるがきちんと最後まで食べられていた。(上本町)

2013年10月18日金曜日

こたつな季節

この季節、あまり意味がないだろうサンバイザーを被ったおっさんが、ホームセンターでこたつを選んでいた。 

まずは敷き布団からだ。

数分で敷き布団を選んだおっさんは移動し

掛け布団を選ぶ。


次にこたつ本体を選ぶ。


念入りに選ぶ。

すべてを決めてレジに並ぶおっさん。この間15分ほど。早い決断である。 (天王寺)




自転車で数百メートル移動するとこたつを持ち帰る女性がいる。
急に寒くなってきたからであろうか。こたつのセールがあったのであろうか、
ぼくもこたつが欲しくなってきた。 (文の里)


雨の堺筋

酔っぱらった大の大人が二人乗り。(千日前)

2013年10月17日木曜日

バイトを探すおっさん

アルバイト雑誌 anを読みながら歩く中年の男。



立ち止まってページに食い入る。きっといいバイトが見つかったに違いない。 (梅田)

大阪人の習性見本

大阪人は向いの信号が青になるより前に、横の信号が赤になれば渡るという事実を
如実に示した写真である。 (梅田)

2013年10月16日水曜日

気になる目標

ぜひともがんばって売っていただきたい。 (本町)

地獄のクリーニング屋

地獄の一丁目までお届けです (北新地)

2013年10月13日日曜日

OSAKA FELABRATION

本日はFELABRATIONなるイベントに行く。
今はもう故人となってしまったナイジェリアの偉大な歌手、フェラ・クティの
誕生日を祝うイベントである。これは大阪だけではなく
東京・NY・ロンドンなど世界中で行なわれているイベントなのである。
セルフ祭に何度か出てもらっている afrofunk dancer "yemAya"の誘いで
出演することになった。音楽やダンスのパフォーマーとしてではない。
「フェラ・クティ ものまね大会」の参加者としての出演である。

モノマネができるかどうかはともかく、フェラ・クティはアナログのBOXセットを
持っていたほど好きであったので、フェラに関わるイベントは興味をそそった。

これがフェラ・クティの生前の姿である。
音楽もめちゃくちゃかっこいいのだが、
常に弱者の味方であり、政府の抑圧に負けずに常に
激しいメッセージを発してきた姿もまたかっこいい。
こんなフェラ・クティのモノマネを一体どうすればよいか、非常に悩んだ。
DVDも持っていたので何度も見た。Youtubeの映像もかなり見た。









もしもフェラ・クティのICOCAのチャージがなかったら
もしもフェラ・クティがラーメン屋だったら

といったネタを数回、音楽にのせてやる。
結果はなんと優勝。
「あらびき団かなにか出てますか?芸人さんか何かですか?」と言われ、
とてもとてもうれしかった。

写真はどうみてもボビー・オロゴンである。
フェラ・クティの肌の色はもう少し薄い。ファンデーションの色を間違って購入した。
イベントの当日に駆け込みで購入したのでじっくり選ぶ時間がなかったのである。
こういった仮装グッズや舞台用化粧品までを売っている「桂や」というお店が
なんばにあり、店員のおばさん曰く
「最近ね、余興のギリギリで買いにくるお客さんが多いんですよ」とのことであった。
そんなに芸や仮装の機会が多いのだろうか。
仮装・変装に困ったら「桂や」がおすすめである。


大阪アフリカンシーンを引っ張る二人、ayaとayaに挟まれての撮影。
デニムシャツ、そして、女性に囲まれることはフェラっぽくもある。




yemAya率いる Oremiのショー、セクシーである。ただただセクシーである。


最後はA.E.O (Afrobeat Eat Osaka a.k.a bami Eda Osaka)のライブ。
フェラ・クティのカバーである。
まさか大所帯のバンド編成のフェラ・クティの音を生で聴けるとは思わなかった。
すばらしかった。きっと天国のフェラも喜んでくれていることだろう。
そして、ぼくのモノマネも笑ってくれたことだろう。
ありがとう、フェラ・クティ。あなたがいたからこそ出会った人々がたくさんいた。








会場を出てすぐの高架下には人々が寝ている。
「なんでCECIL McBEEやねん!」と突っ込みながらの撮影。

アフリカの余韻が、フェラの余韻が、ああ・・・    (天満橋)