2014年8月24日日曜日

迷いのない力

南三陸の民宿に泊まって起きるとこれ  (袖浜 志津川)


散歩をすると素敵な神社がある。
神様が「おはす」神社である。 (袖浜 志津川)

血のように流れる樹液




漁港に出るとホタテの貝殻の束がある。


武田久美子のビキニが何枚作れるのだろうか。


道から丸見えの寝てる人 おおらかである。
町の中心部は瓦礫などはないけれど、空地が目立つ。
建物もまだ仮設のものが多い。コンビニさえ仮設である。


ここまでやってきたのは、講演があったから。
地域活性コミュニケーション塾という数回シリーズの講座のうちの1つを受け持ち
『アホの力が町を救う』というタイトルで講演をする。



ポスター展やセルフ祭のことを説明した後、
地元の商店街のポスターを作るワークショップ。
朝から夕方まで気の抜く隙間もなし。

少人数ながら参加者のモチベーションが高い。
気仙沼の高校生、ボランティア団体、山形からわざわざ来てくれた人もいた。
大阪にはない種類のいい顔をしている。
震災という大きな事件があったからだろう、
思春期に迷走または暴走しがちなありあまる力が
一つの方向に向かって真っすぐに走っている。

それは、大人にも言えること。
うだうだ迷っていた大人たちが震災で平手打ちをくらった。
目が覚めた。ぼくもそういう大人の1人である。

元気がないと思い込んでいた被災地の元気な人々に、元気をもらった一日であった。

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