2014年9月21日日曜日

関金の一家


朝起きたら大量の猫。


1分歩くと段々畑。
昨夜のうちに 鳥取の 関金町へやってきたのであった。


泊まったのは写真左のとくちゃんの家。
以前は、大阪のCMプロダクションでバリバリと働いていて、
深夜までよく仕事を一緒にしていた。
このままずっと業界にいるのかなあと思っていたら
仕事をやめて、海外を1年ほど放浪し、奥さんの実家のある鳥取の倉吉へIターン。
さらに、倉吉の市街地から山奥に入り、
ここは12戸ほどの小さな集落で一軒家を月1万円で借りている。




集落を散歩をする。
ぼくの姿をみてビックリしていたおばあちゃん。よそ者は目立つ。
外人だと思ったようだ。「後でカボチャもっていくからなあ」と。




車道と農道が複雑に交わる交差点。


立派な家が潰れている。雪の重みでつぶれてしまった。



切り花を包む紙に「地方切り捨て」。




戻ればカボチャが玄関先に届けられていた。
こういうことは日常茶飯事なのだとか。





食べ終わった皿は一度、ふきんで吹いて洗ってから洗剤で洗う。
残ったお味噌汁は古新聞に吸わせて捨てる。
川にそのまま下水が流れていくので負荷をかけないようにしている。
キャンプのような生活である。
洗剤使いまくり、食べ残し流しまくりの自身の生活が
普段どれほど環境に負荷をかけているかということに思い当たる。








もうすぐ2人目も生まれるとくちゃん一家。
なんだかIターンの理想型のように、
大阪という町を捨て、田舎でとても幸せそうに暮らしていた。


トトロのような大木が見送り。さよなら関金。また来るね。

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