2015年2月12日木曜日

金華山へ

女川から船に乗り金華山へ向かう。
金華山は東北では非常に有名な場所である。以下、Wikipedia より抜粋。

金華山は、島全体が黄金山神社の神域となっており、
地場の信仰の対象として有名である。
恐山、出羽三山と並ぶ「奥州三霊場」に数えられている。
「三年続けてお参りすれば一生お金に困ることはない」 
という言い伝えがあり、参拝客を集めている。




船内の掲示板。
キャッチフレーズおよびケータイの形に時代を感じる。
たった数年前のことであるが。


女川か約30分。金華山に到着する。
船着き場に着くと鹿がお出迎え。これは神の使い。
ここにある一切のものは神様のものであるので持ち帰ってはならないという。







参道はめちゃくちゃである。地震が破壊したのであろうか。
復興作業はここ金華山までは届いていないのか。


山道を歩くこと10分、境内に到着する。




ホタテの絵馬、東北ならではだ。




いざ島の中心の黄金山神社へ。




境内でも鹿がたくさん。
神様にお金持ちになりますようにとお願いして、船へと戻る。


寝てる人イン 連絡船。


金華山は竜宮城であったという伝説が残るそうだ。
え、まさか?
でも、竜宮城の「竜」をとったら、ほら。

まだぼくは1度しか参拝していない。
あと2年連続で参拝しなければ金持ちにはなれないから、行くしかないか。






帰りはのどかな太平洋。
ここで津波があったとは。

連絡船の運転手は津波発生時にちょうど沖合にいたそうだ。
助かるには岸に戻るのではなく沖に行くしかないと、
数十メートルの波のうねりを船で越え、
津波をやりすごした。
海が静かになったので港に戻ろうとすると、
たくさんの壮絶なものが流れてきた。
町はなくなった、そう確信したらしい。

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