ポストに郵便物を出そうとするが、
カバンに郵便物がなくて焦る人。
逆切れ気味に家族に郵便物のありかを聞いている。 (本町筋)
『私とU.F.O』 石井大輔
空から私は自動車に乗って落下する。
私は死を覚悟しなければならかった。
光るモノが現れた、光るモノは自動車に乗り込んだ。
光るモノは自動車をひどく怯えた、怯えるので私は助けようと思った。
どんどんと落ちていく、下に大きな樹が見える、
私は重心のバランスを変え樹上へと着地した。
光るモノは穏やかだった。
雨の日の夜、
私は家を出て自動車に乗り込み山を越えて大きな湖へと向かう、
動物に出会わない、暗くて雨の音だけ聴こえる。
私は眠りにつく。目覚めるとすこし移動をした、
大きな湖ではなくて大きな池のあるところ、蓮がすこし。
池のよこに立派な建物が在る、
池の道でタロとジロに出会い建物に私は入る。
閑散としている、西堀栄三郎に出会う、
カリマーの背負子が展示されていた、
建物の出入り口にもタロとジロがいた。
雨の降る前の夜に黄泉かえりの夢をみた、
幾人かが死に、幾人かがかえってくる。
私は知らなかったシロ子のことを。
シロ子は助けられていた八つの子犬と共に。
広く見渡せる場所で空を見上げる、光の糸を浴びている、
下に二つの相関なるもの、四つの子と四つの子が産まれる。
八つの子を祀れ、八つの子を祀れ、
八つの子を祀れ、八つの子を祀れ。
テレポーテーション
「八つの子を祀れ」という不思議な祈りの言葉を全員で復唱する。
ゆーえふおー
きみのこと
まぶしくて
あたたかい
ゆーえふおー
きみのこと
会いたいよ
大好きだ
最後の祈りの時間は、吉川八幡神社の宮司である久次米さんはじめ、
多くの方と祈りのコラボレーションを行い、
大変貴重な経験を致しました。
この中にかつてあったであろう原初の「祭り」を感じました。
それぞれが、さまざまな形で祈りを捧げる。
それはまさにカオスの祈りです。
きっとそれが時代と共に洗練され、
神道や仏教など宗教というところまで昇華されてきたのかもしれません。
今回の試みで、
自分たちの祈りがいかに洗練されているかということを感じるとともに、
カオスの祈りの中に洗練する過程で
そぎ落としてきた何かを見たように思います。
自分の固定観念が崩れていく本当に楽しい時間を過ごすことができました。
素晴らしい祈りができたこと、みなさまに感謝致します。