2016年1月28日木曜日

彼が爪を切る理由

男が地下街の片隅で爪を切り、やすりで仕上げている。
どうしてここで切らなくてはいけないのだろうか。
その理由を教えてほしい。 (北新地)

2016年1月27日水曜日

関東風のイライラ

同僚への苛立ちを全身全霊で表現している男。
東京の現場系人間や飲食店店員などは部下や同僚に対して
苛立ちを容赦なく表す。
撮影の現場でもカメラマンや照明で同じことが起きている。
教育なのか、いじめなのかよくわからない。
そういう気風なのかな。いやだなあ。(六本木)


2016年1月26日火曜日

陽気トリック

南国風の陽気な柄のユニフォームだと思ったら
服の上にガラスの模様が重なっていたのだった。 (五反田)


2016年1月25日月曜日

店頭で笑う男

店頭で再生されている「TED 2」を見て笑う男。
ぼくもTEDが見たくなった。(歌舞伎町 新宿)

食卓

今まで見た中でいちばん狭い食卓 (百人町 新宿区) 


2016年1月24日日曜日

丸くなった男

ジャックナイフと言われた千原ジュニアでさえも
結婚して丸くなってしまった。(梅田)

2016年1月23日土曜日

土への執着

大阪の住宅地の中にぽつんと残る狭小住宅。
恐ろしいほどの植木バチに囲まれている。

玄関口の上までにも植木鉢がある。


左手にもたくさんの植木鉢



右手にも植木鉢が密集している。
ここまで何かを植えたいのならいっそ庭をプレゼントしたい。(堂ヶ芝)

2016年1月22日金曜日

3つのカバンと3本線

あるおばさんが熱心に祈りを捧げている。



カバンを3つも提げている。
すべてがアディダスだ。

しかし、靴はアディダスではない。


アディダスのおばさんは祈り続ける。 (四天王寺)

並ぶ猛獣

豹と雪豹が並んでいた。 (四天王寺)

2016年1月20日水曜日

引退したもの


立ち入り禁止のバーの片方が自転車に取り付けられている。



バーは自転車の荷台にきっちりと固定されている。


自転車そのものも排水管に固定されている。
この自転車はただの三角コーン程度のものとなってしまった。
この自転車が道路を勢いよく走る日はまた来るのだろうか。 (真法院町)

白い大野

1ヶ月ぶりの大野、知らない間にずいぶん白くなったじゃないか。


50センチぐらいだろうか、昨日以上にたっぷり雪が積もっている。 



大野城は姫路城のように真っ白に。


雪国の生活感が通りすがりにひしひしと。 

2016年1月19日火曜日

続・ビニールの精

ビニール袋の中をあさっていたビニールの服のおっさん。
彼を一度見かけたことがありぼくは彼を「ビニールの精」と名付けた。
1年ぶりの再会である。その間に何回ビニールを変えたのだろう。
過去の投稿は以下に。 (福島)

http://keitata.blogspot.jp/2015/01/blog-post_67.html

2016年1月18日月曜日

とんだリンゴちがい

Appleのオフィスがついに大阪に!と思ったら
リンゴはかじられておらず、ただのタワーマンションであった。 (高麗橋)

2016年1月13日水曜日

ハードでロックな青年

青年がHard Rock Cafeの正面で寝ていた。 (上野)

2016年1月12日火曜日

1本のベルトと1本の毛

ベルトに挟まっていた1本の毛。
うーん、どうでもいい。 (東梅田)

2016年1月11日月曜日

日の丸筋



信号も日の丸にみえてきそうな日の丸の波状攻撃。(心斎橋筋)

2016年1月10日日曜日

十日戎

今宮戎の十日戎。

大阪市民であれば行っておかなくてはと
ついつい思ってしまうものである。

混んでいるのは百も承知だったがやっぱり混んでいる。

境内は福笹だらけだ。顔に笹がバチバチあたる。

まるで笹の奥に隠れるヒョウのようだ。


名物の巨大な賽銭箱はえらいことになっている。

中には財布ごと賽銭を入れる人もいる。

賽銭がガンガン投げ込まれる中、
おじさんはヘルメットを被って必死で賽銭を中央に集めている。

金を熊手で掃く乱暴さ。
ぼくも一度はやってみたい。

線路沿いの普段は汚く味気ない場所がとても賑やかだ。
道に笹がゆらめいている。毎日祭りならいいのに。



参道脇の屋台のスタッフはダブルでダブルのジャケットだ。
Wタマゴチャンスだからだろうか。
この写真を撮れただけでめでたいめでたい。
えべっさんのおかげである。 (敷津東)

地下の海

窓から釣りをする男たち。



ここは釣り居酒屋。
釣った魚をその場でさばいて料理にしてくれる。
大阪のホテルの地下にある海。
本当の釣り人がこんな子どもだましの釣りで満足するものか、
と思っていたが釣れると結構うれしかった。 (千日前)




2016年1月9日土曜日

あほの洪水

車を運転していると交差点の標識に驚く。
「あほ?」



車を降りるしかない。

付近を歩いてみる。住所をしめす看板もあほ。

商店会もある。





お店もどこかアホっぽい。



自治会もある。

公民館もある。

集会所もある。あほが集まるのだろうか。

貼り方のせいかもしれないが、政治家もあほそうだ。

神社にたどり着いた。

あほ神社


あほ書。


阿保書とは書き初めのことのようだ。
境内に貼られている。
内容もどこかあほっぽい。

神社には樹齢千年を越えるクスノキがある。

本殿の横にはあほ親王の社がある。

「あほ親王は在原業平のお兄さんやったんや」
「え、お父さんとちゃいますか?」

と老人たちが話している
みんなちょっとあほになっている。
(実際は、父らしい)


ここは「あお」と読むのが正しいのか。
「あほ」は阿呆でにんべんがなかった。
しかしこのあたり出身の友人によると「あぼ」と読むらしい。
そして神社は「あぼ神社」。
一体、どっちなんだ。
標識を作った国交省があほになったのか。友人があほなのか。

一度、阿保に行ってみてほしい。
神社周辺は古い街並が残っていて散策にはもってこいだ。

(阿保 松原)