2016年3月27日日曜日

動物とのふれあい

入ればすぐにハシビロコウ。
神戸どうぶつ王国にやってきた。

振り返ればすぐそこにナマケモノ。
ここは動物を区切る柵がなく
本当に動物の近くまで寄ることができる。

イノシシが寝ている。

レッサーパンダも寝ている。
木の上で器用に寝ている姿は
電車の網棚の上で器用に寝ていたインド人を思い出させる。

こんな形でも寝れるのか。
首を寝違えないのだろうか。



角質を魚にかじられながらもスマホに見入る青年
このようにここ神戸どうぶつ王国では
動物とたくさん触れ合うことができるのである。(港島南町 神戸)


脆弱な革靴


靴の底が外れたので、コンビニでガムテープを買ってきて直す人。
右も左も外れていた。 (生玉町)


2016年3月22日火曜日

祖父と孫の幸せな共通点

交差点でおじいちゃんと孫が信号待ちをしている。
真田幸村について語っている。


孫の手には六文銭。真田幸村のガイドブックである。
大河ドラマ「真田丸」の影響だろう。
近辺には幸村終焉の地、安居神社があり、
そこを回っているのだろう。
祖父と孫で巡る歴史の旅、
さぞかしおじいちゃんはうれしいだろう。(逢阪)




アジアンカップルがもたらす活気

男が何の変哲もない交差点で彼女をアップで撮っている。
彼女は少し恥じらいながらモデルに応じる。
おそらく台湾か香港のカップルであろう。
台湾、香港、中国、韓国の若いカップルが
大阪を旅行している様を近頃、よく見かけるようになった。
二人は初々しく、愛に満ちて、
何をしても楽しそうで、日本を謳歌している。
二人の心のコンディションが最高な時に来るのだから、
大阪の思い出はきっとよいものに違いなく
二人の思い出の地に大阪を選んでくれてありがとう、
といつも思うのである。 (四天王寺)


2016年3月21日月曜日

庶民の猥雑な活気

まだつぼみの桜の木の下でたこ焼きを食べるおばちゃん。
二日連続で四天王寺へやってきてしまった。
何もすることがない週末は四天王寺に来ることが多い。


この日もおたいしさん(骨董市)が行われており、相変わらずパンチのあるものが売られている。

母親が寝る子どもをかかえて皿を物色する。


そのすぐそばでおっさんがエロDVDを物色している。
毎月21日と22日はぜひおたいしさんへ。
この骨董市は300年ほど続いている。
売り物や服装は変われど、境内に立ちこめる庶民の猥雑な活気は
きっと300年間変わらないのだろう。 (四天王寺)

2016年3月20日日曜日

夕陽丘の夕陽


本日は、春分の日。

四天王寺ではちょうど西門に日が沈む。
この日にあわせて四天王寺では「日想観」なる法事が執り行われた。



僧が門の真ん中に鎮座し、お経を唱える。
夕日を見ながら全員で「南無阿弥陀仏」と連呼する。
太陽と言葉による宗教的体験。



読経が終る。
みなが手で三角を作り、沈む太陽を囲む。
まるでガンジス川で朝日を見た時のようだ。
太陽と宗教の強いコネクトを感じる。


門の向こうは天国のようだ。
その昔、西門のすぐ向こうは海であり、極楽浄土と考えられていた。


太陽は落ちてきて鳥居の中に入った。




その昔、海に沈んだ夕日は、今は雑居ビルの群れに沈んでゆく。

このあたりは「夕陽丘」と呼ばれている。
新しく造成されたニュータウンの町名のようであるが
数百年以上前からそう言われている。
今も昔も確かに夕陽ケ丘の夕日は美しい。(四天王寺)

肩がこった人

肩口から湿布が結構出ている。
ぼくも時々貼るので注意しておきたい。 (四天王寺)


続・異形との再会

前は上本町で見かけたが今回は四天王寺のおたいしさん(骨董市)で発見。


前回発見の場所からおよそ2キロ。
このあたりに住んでいるのだろうか。






今回と前回の違いは以下の通り。

・サングラスを外している。
・抱えている人形が変わっている。
・背中の人形の衣装が変わっている。
・リュックサックが変わっている。

異形はマイナーチェンジを繰り返している。
きっとまたどこかで会うに違いない。
引き続き異形をレポートしなくてはならない。  (四天王寺)

2016年3月19日土曜日

手ぶらの男

カバンの持ち手を額にかけて歩いていた。 (阿倍野)


2016年3月18日金曜日

早そうな行き先

名古屋で下車するとこんな列車がホームで待っていた。
「武豊(たけとよ)」という駅へ行く列車なのだが
「のぞみ」「ひかり」のようにまるで快速列車の名前が「武豊」のようで
とても速そうである。


旅の疲れ

帰路に着く。特急ひだで名古屋へ向かう。
旅に疲れて寝るおばあちゃんたち。

通路に頭ひとつ出るほど熟睡している。



高山の隙

高山の町を歩く。
「古い町並」というエリアにあった古い町並。
「古い町並」という名前のバス停もある。 


これはグラフィティなのだろうか。
ここは高山であり、誰もがわかっている情報ではある。


およそみかん6個分が木にささっている。
鳥にやさしい町である。 (花岡町 高山)




高山名物「さるぼぼ」。
願いを込めて吊るすと願いが叶うそうだ。


これは願いというか呪いというべきか。 (国分寺 高山)

2016年3月17日木曜日

美しく丁寧な町



高山駅から3駅ほど、静かな盆地の城下町。飛騨古川へ。


街角に無造作におかれた重そうな丸太をおばちゃんが運んでいる。




雪がすっかり融けた町中に乗鞍岳が白く輝く。


こちらの白い山は昨年噴火した御嶽山。

白い山が冷気のように白い煙を吐いている。

キッズの向こうでも御嶽山は煙を吐いている。

下校するキッズの向こうでも御嶽山は煙を吐いている。


雪解けしたテニスコートのラインを貼り直している。



まだ川の水は冷たいのに川に入って釣りをする人。
飛騨古川、特に何があるというわけではなないが、
町と自然の手入れが行き届いていて
それぞれがとても丁寧で美しい場所である。  (古川町 飛騨市)

2016年3月16日水曜日

白川郷の隙

世界遺産の白川郷へやってきた。
いきなり入口に厳しい一言。



子どもが一生懸命掃除をしている。
確かにこれでは汚せない。

雪がまだ残っている。。
田んぼと雪の組み合わせが新鮮である。


立派な合掌造りの家。と、そこで寝てる人。
いつもはだらしない寝てる人も
世界遺産で寝ていると絵になるものである。 (白川村)


土地と地名

岐阜の山深い場所のとある駅。全く渚もきらめきもなく。 (久々野町 高山)

にぎやかな後ろ姿

服の柄とか、髪留めとか、髪型とか、なんだかいろいろ溢れてる。(新大阪駅)

2016年3月15日火曜日

アゲアゲな人


ただカツだけを食べていた人。
白飯も他のおかずも何もない。
ただカツだけを電車の中で食べていた人。 (美山町 福井)