2013年2月16日土曜日

晴れの国のハレ











































日本三大奇祭の1つ、西大寺はだか祭りに行ってきた。
日本三大奇祭を名乗る祭りは先日の「どやどや」といい日本各地にたくさんあるけれども、
はたしてこれはどうなのか。
岡山在住の、先週、地元のはだか祭りに参加した
友人Tの家族とともに会場の西大寺に向う。

会場近くの駐車場はいっぱいで、少し離れたショッピングセンターの駐車場に車をとめる。
すると、駐車場のあちこちでふんどし姿の男がいる。この時気温は3度ぐらいか。
気候が穏やかな「晴れの国 おかやま」でも特に寒い1日。見ているだけで寒そうである。
さすがに男たちもまだ全身裸になるのは早いということで、ふんどしの上にダウンを着たり、
コートを着たり、なかにはアルマーニのジャンパーを着て下がふんどしというヤンキーもいる。
(写真を撮りたかったがバレるとややこしそうだったので断念)

駐車場から会場へと歩く途中、マイクロバスがぼくの真横に横付けし、中からふんどし姿の男たちがぞろぞろと20人ほど出てきた。そして、整列して「わっしょい、わっしょい」と声をかけながら走りだす。裸の男たちが増えてきた。西大寺は近い。

そして写真の会場近くにあった看板を見かける。
「いれずみの方」と初めに丁寧に呼びかけながらも最後は「なれません」ではなく
「なれない」とため口だ。本当にいれずみの人が嫌いなのであろう。













































いざ、境内へ。またもや素敵な看板がある。
裸の人への入場規定、そうなのだ。裸は他の門、たとえば、北門、南門からも入ってくる可能性があるのだ。
この祭り、おもしろいのが裸(といってもふんどし姿であるが)になれば誰でも参加できるというところ。
参加者が限定されていたどやどやに比べると、ふんどし姿の人間が圧倒的に多い。



仁王のような男たちが仁王門から入場してきた。



外人さんも裸で参加だ。



裸が集合し、会場は奇妙な熱気に包まれる(次へ)